【完全版】年間3万円節約できた電気代の節術術50選!

電気代節約

「電気代が高い!」「節約したいが方法が分からない」という方は多いです。

光熱費のうち電気代が占める割合は大きいです。そのため、「電気代の節約方法」を知ることは大切です。

そこで、普段から電気代を安くするために色々試したり、調べまくっている私が、電気代の節約方法50選を紹介します。

実際に私自身、電気代が高すぎてうんざりしていましが、これから紹介する節約術を実践することで年間3万円以上の電気代節約を達成しました。そのため、最近は生活費に余裕ができ、気持ち的に楽になりました。

皆さんも電気代節約を通して今よりも余裕のある生活を実現していきましょう!

電気代が高い原因についても解説しているため、まずは「自分は何が原因で電気代が高くなっているのか」を把握しましょう。その上で、紹介する節約術を実践して行くと良いでしょう。

結論、電力会社を乗り換えるのが最も手早く電気代節約につながりますが、乗り換える気はないという方も節約につながる方法を紹介していますので、ご安心ください。

乗り換えに興味がある方はエネチェンジから申し込むことで最大数万円のキャッシュバックがあります。

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電気代が高い家電ってどれ?

電気代を節約する上で、「電気代が高い家電」を把握しておくことは非常に大切です。なぜなら、大きく電気代がかかっている家電を中心に節約すれば、楽に大きく節約することができるからです。

たとえ節約を頑張ったとしても、家電全体の電気代うちその家電が占める割合がごくわずかであれば、節約を感じずらいのです。

そのため、まずは各家電が占める割合を把握しておきましょう。

以下、各家電別の電力消費割合です。

*出展:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー政策について

夏季も冬季もエアコンがダントツで1位ですね。次いで冷蔵庫の占める割合が大きいです。その後は、夏季は照明ですが、冬季は給湯が多いですね。冬はお湯をよく使うため給湯の割合が約2倍に増えていますね。

上の結果から、まずは「エアコン」と「冷蔵庫」の節約から始めると良いでしょう。冬場に関しては「給湯」も節約していきましょう。

反対に、全体に占める割合が小さい「パソコン」「温水便座」「洗濯機」などは節約したとしても大きな差が生まれないため、そこまで意識せず今まで通り使用すれば良いでしょう。節約するとしても、エアコンや冷蔵庫の節約を最大限にしてからにしましょう。

ちなみに、「待機電力って何?」という方もいると思います。待機電力というのは、家電製品などを使用していない間も絶えず消費続けている電力のことです。

例えば、コンセントに繋いでいる携帯電話の充電器や、テレビのタイマー予約なども待機電力を消費しています。

普段使用している家電製品と比べるとごくごくわずかではありますが、積み重なると大きくなります。
余裕があれば待機電力の節約にもチャレンジしてみましょう。

電気代が高い理由

電力使用量が多い

電気代は電力使用量によって計算されているため、電力使用量が多いと当然電気代は高くなります。

では、なぜ電力使用量が多くなってしまうのか?考えられる理由を以下にまとめておきます。

・電気代がかかりやすい家電を使いすぎている
・家電の使い方が良くない
・古い家電を使っている
・ライフスタイルが変化している(家族が増えればその分電力使用量が増える)

設定されている電気料金が高い

設定されている電気料金がそもそも高い方もいると思います。その場合、電力会社の乗り換えを検討してみましょう。3万円以上の電気代節約も可能です。

電力会社に直接問い合わせてもよいですが、エネチェンジで乗り換えるとキャッシュバックなどの特典があるため利用してみると良いでしょう。

電気料金プランが適切ではない

電力会社は各々で様々な電気料金プランを提供しています。例えば、日中が仕事で家にいないなどで夜間に電気を多く使う場合、夜間の電気代が安くなるプランを選んだ方がお得です。

自分のライフスタイルに合った電気料金プランを選んで賢く節約していきましょう!

古い家電を使っている

最近の家電は省エネの性能が高いですが、古い家電は消費電力が大きいため、同じ時間使っていたとしても古い家電の方が電気代が高くなります。

例えば、10年以上前の冷蔵庫と最近の冷蔵庫で比較した場合、年間で数万円という差が出てきます。初期費用はかかるものの、新しい家電に買い替えた方がお得なことが多いです。

電気代の節約術50選

ではここから電気代の節約術を紹介していきます。「すぐに実践できそう」と思うものから取り入れていきましょう!

~電気料金編~

1.電力会社を乗り換える

2016年4月1日以降、電力会社は自由化しており、消費者は自由に電力会社を選ぶことができるようになっています。

そのため電気代が高いと感じている方は、今の電力会社を無理に使い続ける必要はないのです

そもそも電気料金の安い電力会社に乗り換えてしまえば、電力使用量は今まで通りでも大幅な節約が可能です。

電力会社を選ぶ上でのポイントを以下にまとめておきます。

★電力会社を選ぶ上でのポイント★
・料金を比較する ・ライフスタイルに合った料金プランを選ぶ(日中は仕事の場合は夜間が安くなるプラン等)
・世帯人数から契約アンペア数を決める(1人暮らしなら30Aで十分)
・優良企業であるか確認する
・自分に合った支払方法ができるか確認する

また、電力会社を乗り換える場合、電力会社比較の専用サイトから申し込むことでかなりお得に乗り換えることができます。

一番おすすめの専用サイトはエネチェンジです。
直接電力会社に問い合わせをするとキャッシュバックなどは無いことが多いですが、エネチェンジから申し込みをすると、多いと「年間で3万円キャッシュバック」など大きなメリットが得られます。

2.契約プランを変更する

多くの電力会社では契約プランを複数の中から選択することができます。最もスタンダードな契約プランは「従量電灯」というプランであり、使用電力量によって電気料金が加算されるプランです。

ただ、割引が適用されるプランに変更することで安くなる場合があります

例えば、「日中は仕事で家におらず電気をほとんど使わないが、夜はたくさん使う」という場合、夜間の電気料金が割引になるプランにすることでお得に電気を使用することが可能です。

その他にも、基本料金0円で使った分だけ支払うプランや、オール電化向けのプランなど様々なプランを提供している電力会社が多いです。

そのため、自分のライフスタイルに合った契約プランを選ぶことをオススメします。

3.契約アンペア数を下げる

契約アンペア数というのは、家庭で使用できる電流の最大量のことです。基本的に、契約アンペア数が多ければ多いほど電気料金は高くなります

そのため、契約アンペア数を最小限に抑えることで、電気料金を節約することができます。

1人暮らしの場合は30A、家族がいる場合は40A~60Aを目安にすると良いでしょう。

電流を多く使う電化製品(電子レンジ、電気ケトル、ドライヤー等)をあまり使わない場合は、目安よりも低いアンペア数でも問題ありません。

4.電気料金の支払い方法を見直す

電気料金の支払いをクレジットカードにすることで、ポイント還元を受けることができます。

また電力会社にもよりますが、電気料金の支払いを口座振替にすることで割引が適用されるケースもあります

契約時になんとなく支払い方法を決めてしまった方は、今一度支払い方法を見直してみると良いでしょう。

~全般~

5.電気代が高くなる時間帯の使用を抑える

従量電灯などスタンダードな契約プランにしている方は時間帯による電気料金の違いはありませんが、プランによっては、時間帯による電気料金の違いがあります。

電気代が高くなる時間帯を意図的に避け、安くなる時間帯にまとめて使用することで電気代節約につながります。

例えば、昼間の電気料金が安くなるプランの場合、夜に洗濯機などを動かすのは避け、昼間にまとめて動かすほうが節約になるでしょう。

6.電力使用量を把握する

電気料金は、電力使用量によって計算されているため、普段から電力使用量の多い電化製品の使用を抑えることで、大幅な電気代節約が可能となります。

HEMS等のシステムを活用することで、電力使用量を把握することができます。把握するだけでなく、HEMSを導入することで、電化製品をスマホで遠隔操作することも可能です。

例えば、エアコンの電源を切り忘れて外出してしまった場合、外出先からスマホで電源をOFFすることが可能です。

7.省エネ家電に変える

家電全般に言えることですが、メーカーや年式によって消費電力は様々であり、消費電力の大きな家電を使っていると余分な電力を使うため電気代も高くなります。

特に、10年以上まえの冷蔵庫など、古い家電を使っている場合は要注意です。かなり損している可能性が高いです。その場合、最新の冷蔵庫に変えるだけで、年間で5,000~7,000円程度節約することができます

「でも冷蔵庫を買う値段の方が高くつくんじゃないの?」という声もあるかと思います。

もちろん初期投資は決して安くないですが、長い目で見るとお得になることが多いです。また、最新のものに変更することで冷蔵機能もアップするため、一石二鳥と捉えることができます。

1人暮らしの場合であれば2万円程度で冷蔵庫が買えるため、年間7,000円節約できたとすると、3年でもとがとれることになります。

古い家電を使い続けている場合は思い切って買い変えてみましょう

古い家電でなくても、いわゆる「省エネ家電」に買い替えることで電気代節約につながることが多いです。

買い替える際は、「消費電力」が今の家電よりも小さいことを必ず確認するようにしましょう。

~冷暖房機器編~

8.冷房使用時なるべく高い温度に設定する

夏はとくに冷房を長時間つかうと思いますが、その際、なるべく高い温度に設定するようにしましょう。もちろん、涼しいと感じないと意味はないですが、涼しいと感じるギリギリまでは温度を上げると電気代の節約につながります。

冷房の設定温度と外気温度との差が大きければ大きいほど電力使用量は大きくなり、その分電気代も上がってしまいます。そのため、できる限り外気温度に近い温度で冷房を使用しましょう。

ちなみに、外気温度が31℃のときに冷房の設定温度を27℃→28℃に変更するだけで、年間約940円の電気代節約になります

ただ、無理に温度を上げて体調が悪くなってしまっては意味がないため、無理のない範囲で設定温度を調節するようにしましょう!

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

9.暖房使用時なるべく低い温度に設定する

暖房使用時も冷房と同様で、外気温度に近い方が節約になります。

外気温度が6℃のときに暖房の設定温度を21℃→20℃に変更するだけで、年間約1,650円の電気代節約になります

冬場は寒いため、設定温度を上げたくなる気持ちは分かりますが、目的は室内を十分に暖めることなので、室内が暖まっているならむやみに温度を上げないようにしましょう。

室内が十分に暖まってる状態であれば、設定温度を1℃変えたくらいで室内の温度はそこまで変わりません。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

10.エアコンをつけっぱなしにしない

夏は暑かったり、冬は寒いこともあり、エアコンをつけたままにしたい気持ちは分かりますが、なるべく短い時間に抑えましょう。

冷房(設定温度28℃)の使用時間を1時間短縮した場合、年間で約580円の節約になります。

また、暖房(設定温度20℃)の使用時がを1時間短縮した場合、年間で約1,260円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

11.エアコンのフィルターを手入れする

エアコンのフィルターにほこりがたまっている状態で使用続けていると、余分な電力を使用し続けることになります。

なぜなら、例えば夏の暑い日に設定温度を22℃にしたとします。しかしフィルターが汚れていると涼しい風が完全にエアコンから出てこないため、温度を下げることになります。

したがって、本来であればそこまで下げる必要はなかったのに余分に設定温度を下げるため、電力使用量が増えてしまいます。

フィルターの手入れをしていない場合とした場合を比較すると、手入れをすることで年間約990円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

12.エアコンは「自動」に設定する

エアコンは、設定温度になるまでの間が最も電力を使います。自動設定にしておけば、効率よく調節してくれるため、余分な消費電力を抑えることができます。

13.無駄に大きな電気カーペットを使わない

冬場など寒い時期は電気カーペットを使うこともあると思います。その際、使用している電気カーペットが自分の部屋の大きさに合っているか今一度確認しましょう。

余分に大きな電気カーペットを使用している場合、その分余分な電気代がかかっていることになります。

意外に、普段使用しない範囲まで電気カーペットが敷かれているということも多いため、最小範囲にとどめることをオススメします。

3畳用の電気カーペットを2畳用のものに変えるだけで、年間約2,790円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

14.電気カーペットの設定温度はなるべく低めに設定する

設定温度を「強」など高い温度設定にしている場合、電気代も高くなります。

3畳用の電気カーペットの設定温度を「強」から「中」に変更するだけで、年間約5,770円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

15.電気こたつ布団使用時、掛&敷布団を併用する

こたつ布団だけを使用する際、掛布団と敷布団を併用することで体感温度が上がるため、こたつの設定温度が低めでも問題ない状態が出来上がります。その結果、電気代の節約につながります。

こたつ布団ではなく、掛布団と敷布団を併用することで、年間約1,010円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

16.電気こたつ使用時、温度はなるべく低めに設定する

電気こたつを使用する際、体感温度が十分上がっていれば設定温度を見直すと良いでしょう。

電気こたつの設定温度を「強」から「中」に変更だけで、年間約1,520円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

17.電気毛布を活用する

電気毛布の消費電力はエアコンと比べると少ないため、エアコンの電源を切り電気毛布を活用することで電気代を節約することができます。

活用する際は、タイマー機能などで電源の切り忘れがないように注意しましょう。

18.断熱シートを活用する

窓に断熱シートを貼ることで、エアコンなどの電気代がかかる家電の使用時間を抑えることができます。

断熱シートは安くで手に入るため、一度検討してみると良いでしょう。

19.夏場にカーテンを活用する

夏場でもカーテンを活用することで、日差しを抑えることができ、エアコンの使用時間を抑えることができます。

20.室外機の周りにものを置かない

室外機の近くにものを置いている場合、冷暖房の効果が弱まってしまいます。少し離れた場所に移動させるなどして、吹出し口を塞がないように注意しましょう。

21.サーキュレーターを活用する

サーキュレーターはとにかく電気代が安いです。1日8時間で1か月使用しても約180円です。

一方で、エアコンだと1日8時間で1か月使用すると、約13,000円かかってしまいます

私自身、夏の暑い日にサーキュレーターを活用するようにしているため、大幅に電気代をカットできています。

サーキュレーターだけだと暑いと感じる場合、エアコンとサーキュレーターを併用することをおすすめします。サーキュレーターが室内の空気を素早く循環させてくれるため、エアコンの使用時間が減るはずです。

~キッチン編~

22.冷蔵庫にものを入れすぎない

冷蔵庫にものを詰め込みすぎると庫内の冷気の循環が悪くなるため、余分な電気代がかかります。

また、ものを入れすぎてしますと、毎回食材等を探すことになるため、冷蔵庫を開けたままの時間が長くなるため電気代が高くなります。

冷蔵庫にものを入れすぎた場合からものを半分にすると、年間約1,360円の節約になります。

ただ、冷凍庫に関してはある程度ものが入っていた方が良いです。なぜなら、冷凍されたものが保冷剤の役割をするからです。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

23.冷蔵庫の開け閉めをなるべく少なくする

冷蔵庫の開け閉めが多いと、電気代が余分にかかります。開け閉めの動作は最小限に抑えるようにしましょう。

冷蔵庫の開け閉め動作回数を半分に抑えると、年間で約320円の節約になります。

そこまで大きな節約にはならないため、余力のある方のみ実践しましょう。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

24.冷蔵庫の扉を開けている時間を短くする

冷蔵庫の扉を開けている時間が長いと、庫内の冷気が暖まってしまうため、余分に電気代がかかります。

何をとるorもどすか目的を決めてから冷蔵庫開けるようにし、なるべく扉を開けている時間を短くしましょう。

冷蔵庫の扉を開けている時間を20秒→10秒にするだけで、年間約190円の節約になります。

そこまで大きな節約にはならないため、余力のある方のみ実践しましょう。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

25.冷蔵庫の設定温度はなるべく高めに設定する

冷蔵庫の設定温度を「強」→「中」に変更するだけで、年間約1,910円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

26.冷蔵庫内のものは壁から離す

冷蔵庫内のものと壁を離さないと、放熱の効率が悪くなり、余分な電力を使うことになります。

冷蔵庫内のものの上と両側が壁に接している状態から片側のみ接している状態に改善するだけで、年間約1,400円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

27.電気ポットを長時間使用しない場合はコンセントからプラグを抜く

いつお湯を使うか分からないからと、保温にしておきたい気持ちは分かりますが、長時間保温にしておくのであれば、再度沸かし直した方が電気代が安くなる場合があります。

2.2リットルの水を沸騰させ、1.2リットル使用後に6時間保温する使い方から、保温せずに再沸騰させる使い方に改善することで、年間約3,330円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

28.炊飯器の保温時間はなるべく短くする

1日に7時間保温している状態から、保温しないように改善すると、年間約1,240円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2022年版

29.熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる

熱々の料理をそのまま冷蔵庫に入れてしまうと、庫内の温度が上がってしまうため、余分な電力を使うことになります。

出来上がった料理等は、一度冷ましてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。

30.なるべく自然解凍する

冷凍した食材を解凍する場合などは、自然解凍することで、電子レンジの使用時間を短くすることができます。

~照明編~

31.電球形蛍光灯を使用する

白熱電球を使用している場合、電球形蛍光灯に変更することで、年間約2,600円の節約になります(54W→12Wに変更した場合)。

電球形蛍光灯は、白熱電球とほとんど同じ明るさであるにもかかわらず、消費電力が少ないため電気代が安く済みます。

それだけでなく、電球形蛍光灯の方が寿命が3~6倍長いため、交換する手間を減らすことができます。

白熱電球と電球形蛍光灯の見分け方ですが、白熱電球は品番に「L、LW、G、NL、R、KR」などのアルファベットが含まれています。電球形蛍光灯は「FまたはEF」から始まる品番となっています。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約  
※出典:YAMASHIN 白熱球を電球形蛍光灯に交換しよう!

32.電球形LEDランプを使用する

電球交換をどうせするのであれば「電球形LEDランプ」にすることをおすすめします。明るく、寿命も長くありながら、電球形蛍光灯よりさらに消費電力が小さいのです。

白熱電球を使用している場合、電球形LEDランプに変更することで、年間約2,790円の節約になります(54W→9Wに変更した場合)。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

33.点灯時間はなるべく短めにする

照明器具の点灯時間はなるべく短めにすることで電気代を節約することができます。

また、使わない部屋の電気をつけっぱなしにしている場合は気が付いた時に消すようにしましょう。

蛍光ランプ(12W)の点灯時間を1日あたり1時間短くするだけで、年間約140円の節約になります。

白熱電球(54W)の点灯時間を1日あたり1時間短くするだけで、年間約610円の節約になります。

電球形LEDランプ(9W)の点灯時間を1日あたり1時間短くするだけで、年間約100円の節約になります。

ただ、節約額を見てもらうと分かる通り、そこまで大きな節約にはならないため、余力のある方のみ実践しましょう。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

34.照明器具をこまめに手入れする

照明器具のかさ等にほこりが溜まっていると、明るさが低下してしまうため、余分に明るい設定に変えてしまいがちです。こまめに手入れをしましょう。

35.調光機能が付いた照明器具を活用する

明るさを調節できる調光機能付きの照明器具を活用することで、夜は暗めにして消費電力を下げるなど、工夫して電気代を節約することができます。

~トイレ編~

36.便座のフタを閉める

貯湯式の場合、便座のフタを開けっ放しの状態から閉めるように改善すると、年間約1,080円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

37.暖房便座の温度は低めに設定する

暖房便座(貯湯式)の設定温度を「中」→「弱」など1段階下げると、年間約820円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

38.洗浄水の温度を下げる

洗浄水(貯湯式)の設定温度を「中」→「弱」など1段階下げると、年間約430円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

39.温水便座を使わない場合はコンセントのプラグを抜く

温水便座が設置されていても、使うことがほとんどない場合はプラグを抜いておきましょう。

~テレビ・パソコン編~

40.テレビをつけっぱなしにしない

テレビをつけっぱなしにしたまま他の部屋に行ったり、家事をしたりしていると余分な電力を使うことになります。見ないときはテレビは消しておきましょう。

また、テレビの電源を消す際は、主電源から切ることで待機電力を減らすことができるため、より電気代節約につながります。

液晶テレビの場合、テレビを見る時間を1日あたり1時間短くすると、年間約520円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

41.テレビの画面の明るさを抑える

液晶テレビの場合、画面の明るさを「最大」→「中間」に変更するだけで、年間約840円の節約になります。

テレビを見る分には明るさを最大にしなくても問題ないこともあります。支障がない範囲であれば明るさを抑えることをおすすめします。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

42.パソコンを使用しないときは電源を切る

テレビと同様で、パソコンも電源をつけっぱなしにすると電力を余分に使うことになります。

デスクトップPCの場合、使用する時間を1日あたり1時間短くするだけで、年間約980円の節約になります。

ノートPCの場合、使用する時間を1日あたり1時間短くするだけで、年間約170円の節約になります。

そこまで大きな節約にはならないため、余力のある方のみ実践しましょう。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

43.パソコンの電源オプションを「システムスタンバイ」にする

電源オプションを「モニタの電源」ではなく「システムスタンバイ」いわゆるスリープ状態に変更することで、電気代節約につながります。

目安として、90分以内に再度PCを使用する場合、スリープにしておく方が節約になります。

デスクトップPCの場合、電源オプションを「システムスタンバイ」に設定することで、年間約390円の節約になります。

ノートPCの場合、電源オプションを「システムスタンバイ」に設定することで、年間約50円の節約になります。

そこまで大きな節約にはならないため、余力のある方のみ実践しましょう。

44.PC画面の明るさを調整する

パソコン作業に支障が出ない範囲で画面の明るさを調整することで、余分な電力を抑えることができます。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

~洗濯機・掃除機編~

45.洗濯機を回す回数を減らす

洗濯機を毎日使用している場合、まとめて2日に1回に変えると、年間約1,300円の節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

46.洗濯機の「すすぎ」は1回にする

すすぎ回数を減らすことで、洗濯機の稼働時間が減るため、電気代を節約することができます。「すすぎ回数を減らすと汚れや洗剤が落ちないのでは?」と思う方もいると思います。

洗濯機に入れる前に、汚れがひどい場合は軽く手洗いしておくと良いでしょう。

47.乾燥機をなるべく使わない

乾燥機を毎回使っている方は、自然乾燥に変えるだけで年間約12,230円もの節約になります。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

48.洗濯機は「お急ぎ」モードにする

お急ぎモード等にすることで、最小限の稼働で洗濯してくれるため、消費電力を抑えることができます。

49.掃除機をかける時間をなるべく短くする

掃除機を使用する時間を1日あたり1分短くすると、年間約170円の節約になります。

そこまで大きな節約にはならないため、余力のある方のみ実践しましょう。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

50.掃除機のパックをこまめに取り換える

パック式の掃除機を使用している場合、パックにゴミが溜まっていると上手く吸い込めず、余分な電力を使うことになります。

パックを取り換えるのがめんどくさかったり、ギリギリまでパックを使いたい気持ちも分かりますが、電気代が高くなってしまっては本末転倒です。こまめに取り換えるようにしましょう。

ゴミがいっぱい溜まったパックを未使用パックに変えると、年間約50円の節約になります。

そこまで大きな節約にはならないため、余力のある方のみ実践しましょう。

※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

電気代の計算方法

電気代を節約する上で様々な方法がありますが、電気代の計算方法を知っておくことで有利に働くことがあります

例えば、電力会社を乗り換える際、電気料金やプランの説明がすんなりと理解できるようになるため、一番節約になる電力会社を自分で選ぶことができます。

また、省エネ家電に買い替える際も、どこを見て判断したら良いかが分かるため有利になります。

というわけで、以下に電気代を求める式を載せておきます。

電気代は、「消費電力」「利用時間」「単価」で決まると覚えておきましょう。したがって、電気料金が安くても、消費電力が大きい場合は電気代は高くなってしまいます。

消費電力は小さくても利用時間が長ければ電気代は高くなります。

電気代の相場

節約する上で、電気代の相場をしっておくことは大切です。以下に相場をまとめておきますので、自分が普段支払っている電気代と比較し、節約するべきかどうかを判断するのが良いでしょう。

1人暮らし:6,625円
2人暮らし:10,940円
3人暮らし:12,811円
4人暮らし:13,532円
5人暮らし:14,373円
6人以上:18,941円

※出典:家計調査/家計収支編|e-start

まとめ

電気代の節約方法を50個紹介させていただきましたが、最も手早く電気代を節約する方法が「電力会社の乗り換え」です

電気の質は会社によって変わらないため(同じ電線を使っているため)、そもそも電気代の安い会社に乗り換えてしまう方が圧倒的に有利です。

ただ、これを知らない人がほとんどのため、なんとなく今の電力会社と契約し続けてしまっているケースが多いのです。

電力会社に乗り換える際ですが、会社比較するための専用サイトを使用することをおすすめします(乗り換える電力会社が決まっている場合は不要です)。

専用サイトなら、エネチェンジで申し込むことで年間数万円のキャッシュバックを受けられることがあります。

エネチェンジはグッドデザイン賞を受賞しており、上場もしている大企業が運営しているため、信頼度も高いです。

ぜひこの機会に電気代を大幅に節約し、余裕のある生活を実現していきましょう。

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