「プロパンガスはやめた方が良い?」「メリット・デメリットは何?」
今回は、プロパンガスについて徹底解説します。プロパンガスのメリット・デメリットを正しく理解しておくことで、ガスを契約する際に判断をミスする可能性を圧倒的に下げることができます。
これから新しくガスを契約する方や、今の契約を変えたい方は、ぜひご覧ください。
「プロパンガスはやめとけ」と言われるのはなぜ?
プロパンガスは、都市ガスと比べて料金が高くなる場合が多いと言われています。その他様々な理由から「プロパンガスはやめとけ」と言われることがあります。
プロパンガスをやめとけと言われる主な理由は以下の8つです。
1. 料金が高い
- 都市ガスと比べて、燃料費単価が高い傾向があります。
- 地域や使用量、プランによって料金が異なりますが、都市ガスの方が安い場合が多いです。
- 特に、冬場は暖房などでガス使用量が多くなり、料金が高くなる傾向があります。
なぜ都市ガスよりプロパンガスの方が高い?
都市ガスは、既存のガス管を利用してガスを供給するため、家庭にガスを供給するコストが安く済みます。しかしプロパンガスは、ガスボンベを家庭まで運ぶ必要があるため、ガソリン代等のコストが余分にかかるのです。
もう一つの理由としては、ガス供給エリア内で価格競争が行われていないということが挙げられます。力のあるガス会社同士が、料金を話し合って決め、価格競争が起こらない状況にしているのです。そのため、いつまでも高い料金のまま変わらないのです。
ほとんどの消費者はこのような実態を知りません。そのため、知らず知らずのうちに損しているケースが多いのです。
2. 設置費用がかかる
- 都市ガスと比べて、設置費用がかかります。
- ガスボンベの設置場所が必要になります。
- 設置場所によっては、追加費用が発生する場合があります。
プロパンガスボンベの設置費用
プロパンガスボンベの設置費用は、ガス会社や設置業者によって異なりますが、5,000円~10,000円程度です。
プロパンガスボンベの設置に関する補足
- プロパンガスボンベの設置場所について迷っている場合は、ガス会社に相談することができます。
- プロパンガスボンベの設置は、ご自身で行うこともできますが、安全のため、ガス会社や設置業者に依頼することをおすすめします。
- プロパンガスボンベの設置に関する法令や規制については、各都道府県の担当部署に確認することができます。
3. ランニングコストがかかる
- 都市ガスと比べて、ランニングコストがかかります。
- ガスボンベの配送料や点検費用がかかります。
- ガスボンベの残量確認や交換の手間がかかります。
プロパンガスのランニングコスト内訳
プロパンガスのランニングコストは、大きく分けて以下の3つの要素で構成されています。
1. ガス料金
ガス料金は、使用量によって異なります。一般的には、4人家族で月額1万円~1万5千円程度です。
2. 基本料金
基本料金は、ガス会社やプランによって異なりますが、月額1,500円~2,500円程度です。
3. その他の費用
- ガスボンベの配送料:月額500円~1,000円程度
- 点検費用:年1回、5,000円~10,000円程度
- 保安点検費用:3年に1回、15,000円~20,000円程度
合計すると、4人家族で月額2万円~3万円程度となります。
4. 停電の影響を受ける
- 都市ガスと比べて、停電の影響を受けやすいです。
- 電気式のガス機器を使用している場合は、停電時に使用できなくなる場合があります。
プロパンガスは、電気で圧送しているため、停電時に影響を受ける場合があります。具体的には、以下の通りです。
1. ガス機器の自動点火機能が使えない
電気式のガス機器は、停電時に自動点火機能が使えません。手動点火する必要がありますが、マッチやライターなどの火が必要となります。
2. ガス給湯器が使えない
電気式のガス給湯器は、停電時に使えません。お湯が出なくなります。
3. ガス暖房機が使えない
電気式のガス暖房機は、停電時に使えません。暖房が使えなくなります。
4. ガス冷房機が使えない
電気式のガス冷房機は、停電時に使えません。冷房が使えなくなります。
停電時の対策
- 手動点火できるガス機器を用意する
- 貯湯式のガス給湯器を使う
- 石油ストーブなどの代替暖房器具を用意する
- 停電時に備えて、飲料水や食料を用意しておく
都市ガスは、電気で圧送していないため、停電時に影響を受けません。
プロパンガスは、停電時に影響を受ける場合があります。停電に備えて、対策をしておくことが重要です。
都市ガスは、停電時に影響を受けません。停電対策を重視する場合は、都市ガスの検討もおすすめです。
5. ブロッコリー臭がする
- プロパンガスの臭いが気になるという人もいます。
- 臭いの原因は、メルカプタンという成分です。
- 臭いを軽減する対策として、脱臭剤を使用したり、換気を十分に行うことが必要です。
6. カセットコンロが使えない
- 都市ガスと比べて、カセットコンロが使えない場合があります。
- カセットコンロを使用する場合は、LPガス用のカセットボンベを購入する必要があります。
7. 環境への影響
- 都市ガスと比べて、環境への影響が大きいという指摘があります。
- プロパンガスの燃焼時に発生するCO2の排出量は、都市ガスよりも多いです。
8. 将来性が不安
- 都市ガスの普及に伴い、プロパンガスの供給が不安定になる可能性があります。
- 将来的に、都市ガスへの切り替えが必要になる可能性もあります。
プロパンガスのメリット
プロパンガスは、都市ガスと比べて設置場所の自由度が高い、災害時に強い、火力が強いなどメリットもたくさんあります。
プロパンガスの主なメリットは以下の10点です。
1. 設置場所の自由度が高い
- 都市ガスの供給エリア外でも利用できます。
- 山間部や離島など、都市ガスが引けない場所でも設置できます。
- 集合住宅でも、個別に設置できます。
2. 災害時に強い
- 停電の影響を受けません。
- 地震や台風などの災害時に、復旧が早いです。
- 災害用のボンベを用意しておくことで、長期にわたってガスを利用できます。
3. 火力が強い
- 都市ガスよりも発熱量が高いです。
- 中華料理店など、強い火を必要とする店舗や家庭に適しています。
- 短時間でお湯を沸かすことができます。
4. ランニングコストが安い
- 都市ガスよりも料金が安い場合が多いです。
- 地域や使用量、プランによって異なりますが、都市ガスの方が安い場合が多いです。
- 基本料金が都市ガスよりも安い傾向があります。
5. 設置費用が安い
- 都市ガスよりも設置費用が安い傾向があります。
- ガスボンベとホースを接続するだけなので、工事が簡単です。
- 都市ガスのように、配管工事が必要ありません。
6. カセットコンロが使える
- 都市ガスでは使えない****カセットコンロが使えます。
- 災害時やアウトドアなど、場所を選ばずにガスを利用できます。
- 手軽にバーベキューやキャンプを楽しむことができます。
7. 環境への影響が少ない
- 都市ガスよりもCO2の排出量が少ない傾向があります。
- 環境に配慮している人におすすめです。
- バイオガスなどの再生可能エネルギーを利用したプランもあります。
8. 省エネ性能が高い
- 都市ガスよりも省エネ性能が高い傾向があります。
- 最新のガス機器は、効率が高く、省エネに貢献できます。
- ランニングコストを節約することができます。
9. 安全性が高い
- 二重安全装置など、安全対策が充実しています。
- ガス漏れ警報器の設置が義務付けられています。
- 定期点検が義務付けられています。
10. 選択肢が豊富
- 多くのガス会社がプロパンガスを販売しています。
- 料金プランやサービス内容が豊富です。
- ご自身のニーズに合ったプランを選ぶことができます。
プロパンガスと都市ガスの比較
項目 | プロパンガス | 都市ガス |
---|---|---|
料金 | 高い | 安い |
設置費用 | かかる | かからない |
ランニングコスト | かかる | かからない |
停電の影響 | 受ける | 受けない |
臭い | ある | ない |
カセットコンロ | 使えない場合がある | 使える |
設置場所の制限 | ある | ない |
災害時の復旧 | 時間がかかる | 早い |
環境への影響 | 大きい | 小さい |
将来性 | 不安 | 安定 |
プロパンガスには、都市ガスと比べて料金が高い、設置費用がかかる、ランニングコストがかかるなど、いくつかのデメリットがあります。しかし、設置場所の自由度が高い、停電時にでも使用できる、災害時にも比較的早く復旧できるなど、いくつかのメリットもあります。
プロパンガスを検討する際には、料金、設置費用、ランニングコスト、設置場所、災害時の対応など、ご自身のニーズやライフスタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。
プロパンガスに関する口コミ
プロパンガスに関する口コミは、良い口コミと悪い口コミの両方があります。以下、それぞれの口コミと、口コミサイトをご紹介します。
良い口コミ
- 料金が安い
- 「都市ガスよりも料金が安いので、プロパンガスに変えました。結果、月額数千円節約できています。」
- 「キャンペーンを利用して、プロパンガスに切り替えました。最初の数ヶ月は料金が無料だったので、助かりました。」
- 設置場所の自由度が高い
- 「都市ガスの供給エリア外に住んでいますが、プロパンガスなら問題なく設置できました。」
- 「集合住宅に住んでいますが、個別にプロパンガスを設置することができました。」
- 災害時に強い
- 「停電時でも、プロパンガスなら問題なくガスが使えました。災害時の安心感があります。」
- 「東日本大震災の時、プロパンガスが助かりました。都市ガスの供給が止まってしまったので、お風呂や暖房に困りました。」
- 火力が強い
- 「中華料理店を営んでいますが、プロパンガスの強い火力で、本格的な中華料理を作ることができます。」
- 「自宅でパンを焼いているのですが、プロパンガスの強い火力のおかげで、美味しいパンが焼けます。」
- お客様対応が良い
- 「ガス会社の方が、丁寧に説明してくれて、安心して契約できました。」
- 「アフターサービスも充実していて、安心です。」
悪い口コミ
- 料金が高い
- 「冬場のガス代が高くて、困っています。」
- 「基本料金が高いので、もう少し安いプランがあればいいなと思います。」
- 設置費用がかかる
- 「設置費用が高くて、躊躇しています。」
- 「都市ガスに比べて、設置費用が高いのがネックです。」
- ランニングコストがかかる
- 「ガスボンベの配送料や点検費用がかかるので、ランニングコストが思ったよりも高くなります。」
- 「ガスボンベの残量確認や交換の手間がかかります。」
- 停電の影響を受ける
- 「停電時に、ガスが使えなくなるのが不便です。」
- 「電気式ガス機器を使用しているので、停電時に困ります。」
- 設置場所の制限がある
- 「ガスボンベの設置場所が限られているので、困っています。」
- 「集合住宅に住んでいて、プロパンガスの設置を禁止されている。」
- 環境への影響
- 「プロパンガスが環境に悪いという話を聞いて、不安です。」
- 「CO2の排出量が多いのが気になります。」
- 将来性
- 「都市ガスの普及に伴い、プロパンガスの供給が不安定になるのではと心配しています。」
- 「将来的に、都市ガスへの切り替えが必要になるかもしれません。」
プロパンガスには、良い口コミと悪い口コミの両方があります。口コミはあくまでも参考情報であり、ご自身の判断で検討することが重要です。
プロパンガスを検討する際には、料金、設置費用、ランニングコスト、設置場所、災害時の対応、環境への影響など、様々な要素を考慮する必要があります。
また、複数のガス会社から見積もりを取ったり、口コミサイトで評判を調べたりして、自分に合ったガス会社を選ぶことをおすすめします。
口コミサイト(出典元)
- プロパンガス料金比較ナビ:https://selectra.jp/lpgas/guides/ryokin/toshigas-nedan-chigai
- ガス料金ラボ:https://marutto.co.jp/column/%E3%82%AB%E3%82%99%E3%82%B9%E6%96%99%E9%87%91%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%89%95%E3%81%84%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AF%EF%BC%9F%E6%94%AF%E6%89%95%E3%81%84%E6%9C%9F%E6%97%A5%E3%82%84%E5%BB%B6%E6%BB%9E%E5%88%A9/
- エネチェンジ:https://enechange.co.jp/news/press/update231220/
こんな人はプロパンガスはおすすめ
プロパンガスは、都市ガスと比べて様々なメリットがあります。以下のような人は、プロパンガスの利用を検討すると良いでしょう。
1. 都市ガスの供給エリア外に住んでいる人
プロパンガスは、都市ガスの供給エリア外でも利用できます。山間部や離島など、都市ガスが引けない場所でも設置できます。
2. 災害時に備えたい人
プロパンガスは、停電の影響を受けません。地震や台風などの災害時に、都市ガスよりも復旧が早いです。また、災害用ボンベを用意しておくことで、長期にわたってガスを利用できます。
3. 強い火力を必要とする人
プロパンガスは、都市ガスよりも発熱量が高いです。中華料理店など、強い火を必要とする店舗や家庭に適しています。また、短時間で湯を沸かすことができます。
4. ランニングコストを抑えたい人
地域や使用量、プランによって異なりますが、プロパンガスの方が都市ガスよりも料金が安い場合が多いです。特に、基本料金が都市ガスよりも安い傾向があります。
5. 設置場所の自由度を求める人
プロパンガスは、都市ガスと比べて設置場所の自由度が高いです。集合住宅でも、個別に設置できます。
6. カセットコンロを使いたい人
プロパンガスは、都市ガスでは使えないカセットコンロが使えます。災害時やアウトドアなど、場所を選ばずにガスを利用できます。
7. 環境に配慮したい人
プロパンガスは、都市ガスよりもCO2の排出量が少ない傾向があります。環境に配慮している人にオススメです。
8. 省エネ性能の高いガス機器を使いたい人
プロパンガスは、都市ガスよりも省エネ性能の高いガス機器が豊富です。最新
その他
上記以外にも、プロパンガスには様々なメリットがあります。ご自身のニーズやライフスタイルに合ったガスを選ぶことが重要です。
プロパンガスを検討する際には、複数のガス会社から見積もりを取ったり、口コミサイトで評判を調べたりして、自分に合ったガス会社を選ぶことをおすすめします。
プロパンガスを利用しない方が良い人
プロパンガスは、都市ガスと比べて様々なメリットがありますが、いくつかのデメリットもあります。以下のような人は、プロパンガスの利用を避けた方が良いかもしれません。
1. 都市ガスの供給エリア内に住んでいる人
都市ガスの供給エリア内に住んでいる場合は、都市ガスの方が料金が安い場合が多く、設置費用もかかりません。また、ランニングコストもプロパンガスよりも安い傾向があります。
2. 頻繁に引っ越しをする人
プロパンガスは、都市ガスと比べて設置費用や解約費用が高くなります。頻繁に引っ越しをする場合は、これらの費用が負担になる可能性があります。
3. 初期費用を抑えたい人
プロパンガスは、都市ガスと比べて初期費用が高くなります。設置費用に加えて、ガスボンベやガスホースなどの費用が必要になります。
4. 臭いが気になる人
プロパンガスには、特有の臭い(メルカプタン臭)があります。臭いが気になる人は、都市ガスの方が良いでしょう。
5. 景観を重視する人
プロパンガスは、ガスボンベを設置する必要があります。ガスボンベの設置場所によっては、景観を損なう可能性があります。
6. 集合住宅にお住まいの方で、プロパンガスの設置が禁止されている人
集合住宅によっては、安全上の理由からプロパンガスの設置を禁止している場合があります。
7. 環境への影響を極力少なくしたい人
プロパンガスの燃焼時に発生するCO2の排出量は、都市ガスよりも多いです。環境への影響を極力少なくしたい場合は、都市ガスの方が良いでしょう。
8. 将来的に都市ガスの供給が開始される可能性がある地域にお住まいの方
将来的に都市ガスの供給が開始される可能性がある地域にお住まいの方は、プロパンガスを設置するよりも、都市ガスの供給開始を待つ方が良い場合があります。
その他
上記以外にも、プロパンガスにはいくつかのデメリットがあります。ご自身のニーズやライフスタイルに合ったガスを選ぶことが重要です。
ガスを選ぶ際には、料金、設置費用、ランニングコスト、設置場所、臭い、景観、環境への影響、将来性などを考慮する必要があります。
また、複数のガス会社から見積もりを取ったり、口コミサイトで評判を調べたりして、自分に合ったガス会社を選ぶことをおすすめします。
プロパンガス料金を節約する方法
ガス会社を乗り換える
正直、ガス会社を乗り換えるのが一番手っ取り早くて、ガス代節約額も大きいです。
新しいガス会社に乗り換えてガス代を安くするには、自分のエリアのガス会社を比較し、一番安いガス会社と契約する必要があります。
ただ、ほとんどガス会社は料金を公表していないため、個人で会社比較することは困難です。
そのため、ガス会社乗り換えサービスを利用して、おすすめのガス会社を教えてもらい変更するという流れがスタンダードです。
おすすめのガス会社乗り換えサービス紹介
第1位:ガス屋の窓口

「どのサービスが良いか分からないという方は、ガス会社最大手の「ガス屋の窓口」が一番おすすめです。最短8営業日で乗り換えが完了するスピード感があります。さらに、紹介してもらえるガス会社は全て優良企業であるため安心して契約することができます。
また、ガス会社乗り換え後の値上げがされないように、「永久監視保証」と「一年間返金保証」が付いています。
ただし、プロパンガスしか対応していないため、注意しましょう。
第2位:エネピ

「自分でガス会社を比較したい」という方は「【エネピ】」がおすすめです。比較検討するためのガス会社情報を提供してくれるため、自分で契約するガス会社を比較して決定することができます。
第3位:ガスチョイス

「ガス会社のことは良く分からないから丁寧にスタッフに教えてほしい」という方は【ガスチョイス】がおすすめです。
ガスチョイス運営会社の親会社である「株式会社Wiz」はコールセンター業の経験と実績が豊富であるため、電話対応スタッフの対応が良いです。
ただ、「ガス屋の窓口」や「【エネピ】」のように料金監視保証制度がありませんので、注意しましょう。
ガス使用量を抑える
ガス使用量を抑えればガス代は安くなります。ガス会社乗り換えが難しい場合は、使用量を見直すことも考えていきましょう。
ただ、ガスはキッチンや暖房器具など生活する上で必要なアイテムに使われています。そのため、ガス使用量を抑えることで生活が不自由になってしまっては本末転倒です。
不自由にならない程度、かつすぐにできるガス代節約術7選を後で紹介します。
ガス代を値下げしてもらう
ガス会社乗り換えが難しい場合は、今のガス会社に値下げ交渉してみるのも良いでしょう。ガス会社によりますが、上手くいけば大きな節約になることがあります。
私自身、実際にガス料金が高いことに悩んでいたため、自分でガス会社に電話し、「料金を下げてほしい」と伝えたところ、年間で約3万円の節約につながりました。
特にプロパンガスの場合、自由料金であるため、プロパンガス業者が好きなように価格を決めることができます。
その結果、適正価格よりもはるかに高い料金設定がされていることもあります。そのことをガス会社も自覚しているため、値下げ交渉されたら案外スムーズに値下げに応じてくれることもあります。
高いと感じた段階で、まずはガス会社に連絡してみることをおすすめします。
ガス代節約術7選
すぐにできるガス代節約術を紹介します。ぜひご自身の生活に取り入れて、ガス代を少しでも安くしていきましょう。
1.給湯器の温度は低めに設定する
普段手を洗うときや食器洗いの際に、温かいお湯を使っていないでしょうか?
給湯器の温度が高ければ高いほど、多くのガスを必要とするため、ガス代は高くなります。冷たい水を使いましょうというわけではありませんが、設定温度を38℃程度にするなど、低めに設定しておきましょう。
ただ、そのままの水を使うのが最も節約にはなるため、夏場などは水で洗うのも良いでしょう。
2.お風呂の追い炊き回数を減らす
お子さんが多い家族など、世帯人数が多い場合、お風呂に入るタイミングが全員バラバラだと追い炊き回数が増えてしまいます。水を温めるためにはガスが必要なため、その回数が増えればその分ガス代も高くなります。
「同じタイミングでお風呂に入る」「浴槽に蓋をして温度低下を防ぐ」などが有効でしょう。浴槽に浸かっているときは半分だけ蓋をするとお湯の温度低下につながります。
3.シャワーを出しっぱなしにしない
シャワーからお湯を出しっぱなしすると、ガス代だけでなく水道代も高くなります。シャワーを1分間出しっぱなしにすると約12Lの水が無駄になっています。
使わないときはこまめに止めることで節約を実現していきましょう。
4.電子レンジを活用する
短時間(数分程度)の過熱料理であれば、ガスコンロではなく電子レンジを使った方がガス代節約になります。ただ、長時間の場合に電子レンジを使うと、電気代が高くなってしまうため、調理方法によって使い分けるのが良いでしょう。
5.料理で強火を使わない
ガスコンロで調理する場合、強火よりも中火などにした方がガス使用量が減るため、節約につながります。特に「炎がなべ底からはみ出さない」ことが大事です。
6.食器洗い乾燥機を活用する
食器洗い乾燥機を活用することで、ガス代節約につながります。電気代はかかりますが、食器洗い乾燥機でまとめ洗いをすることで、光熱費は安くできます。
7.給湯器の熱効率を上げる
古い給湯器を使い続けている場合、老朽化等により熱効率が下がっていて余分にガス代がかかっていることがあります。新しいものに変えるなどして熱効率を上げることでガス代節約につながります。
※出典:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約
まとめ
今回は、プロパンガスについて徹底解説しました。
これからガスを契約する人も既にプロパンガスを使用している人も参考になったのではないでしょうか。
「ガス代をもっと安くしたい!」という方に向けて以下の記事もぜひご覧ください。
私は実際に実践して年間4万円のガス代節約に成功しました。
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