【2024最新】省エネ家電おすすめ12選!

電気代節約

燃料価格の高騰などにより、電気代は年々上がっています。そのため、今までと同じように電気を使い続けていると、知らないうちに余分な電気代を払っていて大きく損をすることがあります

損をしないためには、「電気代がかからない家電を活用する」ということが重要になってきます。

そこで、年間で3万円の電気代節約に成功した私が、おすすめの省エネ家電12選を紹介します!

この機会に、今使っている家電を一度見直し、賢く節約していきましょう!

なぜ省エネ家電を活用する必要があるのか?

家電製品には「消費電力」というものが決まっており、この消費電力の大きな家電を使っていると余分な電力を使うため電気代も高くなります。

最近の家電は省エネの性能が高いですが、古い家電は消費電力が大きいため、同じ時間使っていたとしても古い家電の方が電気代が高くなります。

特に、10年以上前の冷蔵庫など、古い家電を使っている場合は要注意です。かなり損している可能性が高いです。その場合、最新の冷蔵庫に変えるだけで、年間で5,000~7,000円程度節約することができます

「でも冷蔵庫を買う値段の方が高くつくんじゃないの?」という声もあるかと思います。

もちろん初期投資は決して安くないですが、長い目で見るとお得になることが多いです。また、最新のものに変更することで冷蔵機能もアップするため、一石二鳥と捉えることができます。

1人暮らしの場合であれば2万円程度で冷蔵庫が買えるため、年間7,000円節約できたとすると、3年でもとがとれることになります。

古い家電を使い続けている場合は思い切って買い変えてみましょう

「私は古い家電を使っていない」という場合でも、いわゆる「省エネ家電」に買い替えることで電気代節約につながることが多いです。

買い替える際は、「消費電力」が今の家電よりも小さいことを必ず確認するようにしましょう。

電気代が高い家電ってどれ?

省エネ家電に変える前に、「電気代が高い家電」を把握しておくことは非常に大切です。なぜなら、大きく電気代がかかっている家電を中心に節約すれば、楽に大きく節約することができるからです。

たとえ節約を頑張ったとしても、家電全体の電気代のうちその家電が占める割合がごくわずかであれば、節約を感じずらいのです。

そのため、まずは各家電が占める割合を把握しておきましょう。

以下、各家電別の電力消費割合です。

*出展:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー政策について

夏季も冬季もエアコンがダントツで1位ですね。次いで冷蔵庫の占める割合が大きいです。その後は、夏季は照明ですが、冬季は給湯が多いですね。冬はお湯をよく使うため給湯の割合が約2倍に増えていますね。

上の結果から、まずは「エアコン」と「冷蔵庫」を省エネ家電に変えてみると良いでしょう。冬場に関しては「給湯」も見直していきましょう(賃貸の場合、給湯を交換する際、まずは交換を希望していることをオーナーに伝えましょう)。

反対に、全体に占める割合が小さい「パソコン」「温水便座」「洗濯機」などは節約したとしても大きな差が生まれないため、そこまで意識せず今まで通り使用すれば良いでしょう。節約するとしても、エアコンや冷蔵庫の節約を最大限した後にしましょう。

ちなみに、「待機電力って何?」という方もいると思います。待機電力というのは、家電製品などを使用していない間も絶えず消費続けている電力のことです。

例えば、コンセントに繋いでいる携帯電話の充電器や、テレビのタイマー予約なども待機電力を消費しています。

普段使用している家電製品と比べるとごくごくわずかではありますが、積み重なると大きくなります。
余裕があれば待機電力の節約にもチャレンジしてみましょう。

どのくらい電気代が安くなる?

省エネ家電に買い替える前に、省エネ家電にするとどのくらい電気代が安くなるのかを知っておくと良いでしょう。

電気代がかかりやすい「エアコン」と「冷蔵庫」を代表で見ていきましょう。

まずはエアコンです。

エアコン

2011年製エアコンの平均電気料金:28,055円

2021年製エアコンの平均電気料金:25,203円

上の結果より、エアコンを10年新しいものに買い替えた場合、年間2,852円の電気代節約に繋がります。

続いて冷蔵庫です。

冷蔵庫

2011年製冷蔵庫の平均電気料金:13,640~15,500円

2021年製冷蔵庫の平均電気料金:8,339円

上の結果より、冷蔵庫を10年新しいものに買い替えた場合、最大で年間7,161円の電気代節約に繋がります。

エアコンと冷蔵庫を両方買い替えた場合、年間で最大11,191円の電気代節約となるため、省エネ家電の威力がどれほどかが分かると思います。

※出典:おすすめの省エネ家電10選|電気代が節約できる省エネ家電の選び方

おすすめ省エネ家電12選

エアコン

世の中には大量のエアコンがあり、どれが良いのか正直分からないと思います。

そこで、消費電力が少なく、電気代が安いのはもちろんですが、さらに快適さも高評価のエアコンに絞って紹介いたします。

以下で紹介するエアコンのいずれかを選んでいただければ間違いないです。

①アイリスオーヤマ IRA-2205R

メーカーアイリスオーヤマ
モデルIRA-2205R
発売年2024年
消費電力540W
省エネ基準達成率87%
APF数値5.8
価格47,400円~
購入ページAmazonで購入

上下左右ルーパーが部屋の中の空気を効率よく循環してくれます。

また、エアコン停止後に自動で内部洗浄してくれるため、手入れの手間を省くことができます(冷房または除湿を10分以上運転していることが条件)。

タイマー機能も充実しており、快適に過ごしやすいよう設計されています。

ON/OFFタイマー:1時間単位でMAX24時間まで設定可能
おやすみタイマー:部屋内の「冷やしすぎ」「温めすぎ」を防ぐように設定時間まで自動調整可能

APFが6以上であることが一つの省エネ基準であるのに対して、この商品は5.8でありますが、この価格帯で手に入ることを考えるとかなりコスパが良いため、あえて紹介いたしました。

②富士通ゼネラル AS-Z403N2

メーカー富士通ゼネラル
モデルAS-Z403N2
発売年2022年
消費電力800W
省エネ基準達成率109%
APF数値7.2
価格138,000円~
購入ページAmazonで購入

「ダブルAI」が採用されており、高精度・高レスポンスの実現が可能となっています。

温度ムラの発生しやすい時刻や場所をAIが予測し、先回りして気流を吹き分けてくれます。

また、リモコンの操作履歴から使う人の好みの環境を学習し、先回りして設定温度を変更してくれたりもします。

③TOSHIBA  RAS-N221TE

メーカー東芝
モデルRAS-N221TE
発売年2024年
消費電力540W
省エネ基準達成率
APF数値5.8
価格55,910円~
購入ページAmazonで購入

コンパクトなサイズの商品となっています(室内機の高さ25cm)。

「マジック洗浄熱交換器」が採用されており、冷房や除湿の運転時の結露水で汚れやカビを洗い流してくれるという優れものです。手入れの手間が大幅に削減できそうですね。

APFが6以上であることが一つの省エネ基準であるのに対して、この商品は5.8でありますが、この価格帯で手に入ることを考えるとかなりコスパが良いため、あえて紹介いたしました。

冷蔵庫

④ハイセンス  HR-G3601W

メーカーハイセンス
モデルHR-G3601W
発売年2021年
消費電力冷蔵室ドア内側の品質表示銘板に表示
省エネ基準達成率100%(2021年度)
価格89,800円
購入ページAmazonで購入

ー23℃~-25℃の急速冷凍が可能な冷蔵庫です。急速に冷凍することで、食材の美味しさを損なうことなく保存ができます。

また、冷蔵庫を閉め忘れた場合、音で知らせてくれる「閉じ忘れアラーム」も付いています。

さらに、野菜室の底にお掃除口が付いているため、角にゴミが溜まる心配もなく、楽に掃除ができます。

⑤アイリスオーヤマ  IRSN-32B-B

メーカーアイリスオーヤマ
モデルIRSN-32B-B
発売年2022年
消費電力冷蔵室ドア内側の品質表示銘板に表示
省エネ基準達成率102%(2021年度)
価格89,980円
購入ページAmazonで購入

両開きタイプのフレンチドア冷蔵庫であり、片開きタイプと比べて軽く扉を開けることができます。

冷凍庫だけで2段あるため、冷凍保存をメインにしたい方にオススメです。

また、ドアにはタッチパネルが付いており、庫内の設定温度やecoモードへの切り替えが可能です。急冷モードにすると、鮮度を保ったまま冷凍保存ができるようになります。

照明器具

⑥YAMAZEN  LC-G06V

メーカー山善
モデルLC-G06V
消費電力32W
明るさ3600lm
価格3,980円
購入ページAmazonで購入

薄型デザインで、和室にも洋室にも合うLEDシーリングライトです。

明るさは10段階から選べるようになっているため、生活に合わせてピッタリの明るさが見つかるはずです。

電源のOFFタイマーも30分、60分で設定することができるため、寝落ちして電気がつけっぱなしということもありません。

⑦アイリスオーヤマ  CEA12DL-5.0QCF

メーカーアイリスオーヤマ
モデルCEA12DL-5.0QCF
消費電力41W
明るさ5200lm
価格7,982円
購入ページAmazonで購入

「節電モード」が採用されており、30分かけて少しずつ明るさを落としていき、気づかないうちに節電ができるよう設計されています。

また、明るさ(調光)は10段階から選べ、光の色(調色)は11段階から選ぶことができるため、自分の部屋を好みの空間にできます。

炊飯器

⑧KEECOON  

メーカーKEECOON
モデル
消費電力350W
炊飯容量最大3合
価格9,999円
購入ページAmazonで購入

わずか350Wの消費電力で、1か月の電気代は約125円と大きく節約につながります。

「糖質カット」のモードを搭載しており、ダイエットや糖質制限している方でも安心してお米を食べることができます。ちなみに、最大で50%の糖質カットが可能です。

炊き分けメニューは11種類あり、お好みのものを選択できます。

炊き分けメニュー:白米ふつう、白米やわらかめ、白米かため、省エネ、早炊き、お湯炊き、パン、玄米、雑穀米、おかゆ、炊込み

⑨エペイオス(Epeios)  

メーカーエペイオス(Epeios) 
モデル
消費電力350W
炊飯容量最大4合
価格9,900円
購入ページAmazonで購入

こちらの炊飯器もわずか350Wの消費電力で、1か月の電気代は約150円であり大きく節約につながります。

おかゆ・煮物料理・低温料理など幅広い料理ができる多機能炊飯器のため、「ご飯を炊く」だけでなく多くの料理にも活用することが可能です。

また、24時間予約機能付きのため、仕事終わりの時間に合わせてご飯を炊くこともできます。

洗濯機

⑩ハイセンス HW-DG80C

メーカーハイセンス 
モデルHW-DG80C
消費電力365W
選択1回あたりの電気代約1.8円
価格49,800円
購入ページAmazonで購入

省エネはもちろん、低騒音の洗濯機となっています。

新設計のパルセーター(回転羽根)が付いており、しっかりと衣類の汚れを落としてくれます。

コースは、標準・おいそぎ・つけおき・念入りコース・自分流コース・毛布コース・ドライコース・槽洗浄からお選びいただけます。

温水便座

⑪TOSHIBA SCS-S300

メーカー東芝 
モデルSCS-S300
タイプ瞬間式
従量4.3kg
価格23,902円
購入ページAmazonで購入

ウォシュレットで電気代がかかる場面としては「水を温めるとき」が挙げられます。貯湯式の場合、待機電力がかかってしまいますが、瞬間式であれば、洗浄に使う水量だけ瞬時に暖めるため、消費電力を最小限に抑えてくれます。

電気代を比較すると良く分かります。

貯湯式:年間3,000円台~4,000円台
瞬間式:年間2,000円台~3,000円台

さらに、東芝独自のユニット構造により、水流が接するヒーター面積を広くしているため、より短い時間で瞬間的に暖めることが可能になっています。

テレビ

⑫CL(ティーシーエル)  ‎32S5401

メーカーTCL(ティーシーエル)
モデル‎32S5401
消費電力65W
サイズ32V型
価格31,800円
購入ページAmazonで購入

省エネはもちろん、圧倒的な安さが魅力です。TCLのテレビ全般に言えることですが、品質が高いにもかかわらず値段が安い、いわゆる「コスパが良い」のです。

フルHD液晶パネルを採用しており、多彩なコンテンツを高精度な映像で楽しむことができます。

また、YouTubeやAmazonプライム、Hulu、Netflixなど様々な動画サービスに対応しているのも嬉しいですね。

省エネ家電を選ぶ際のポイント

消費電力がなるべく低いものを選ぶ

電気代は、消費電力量×使用時間で算出されているため、消費電力が小さければ小さいほど良いです。

ただ、高機能な家電になればなるほど消費電力が高くなってしまう傾向にあります。そのため、今使っている家電の消費電力を調べ、それよりも低いものを選ぶようにしましょう。

エアコンの場合、目安として消費電力が「1000W以下」と覚えておきましょう。消費電力が1000W以下のものを選んでおけば、比較的コスパの良い家電製品である可能性が高いです。

「どこで確認すれば良いの?」という方もおられると思います。

オンラインで購入する場合、基本的には「仕様」が載っているページを見つけて確認してみましょう。必ず「消費電力」の項目があるため、チェックするようにしましょう。

家電量販店など店頭で購入する場合は、スタッフの方に聞くのが一番早いです。

省エネ基準達成率が87%以上であることを確認する

省エネ基準達成率というのは、省エネ法に基づき定められた製品ごとに設定されている省エネ性能の目標基準値に対してどのくらい達成しているかを表している指標のことです。

簡単に言うと、「省エネのレベル」ということです。そのため、この数字が高いほど省エネ性能が高いということです。

判断の目安ですが、省エネ基準達成率が「87%以上」であることを確認しましょう。

「え、100%じゃないの?」と思われるかもしれません。

これは、現在目標年度が2027年度に設定されているためです。2027年に100%を目標として、現状(2024年)で87%達成していることが一つの基準となっています。

他のサイトを見ていると、目標年度の更新がされていないことが多く、「100%以上のものを選びましょう」みたいなことが書かれていることもあるため注意しましょう。

結論、87%以上であれば問題ありません。

こちらに関しても、仕様のページ等に記載がありますので、確認しておきましょう。わからなければメーカーに聞いてみるのが確実でしょう。

エアコンを選ぶ際、APF(通年エネルギー消費効率)が6以上であることを確認する

APF(通年エネルギー消費効率)というのは、一年を通して、ある一定の条件のもとにエアコンを使用した時の消費電力量1kWh当たりの冷房・暖房能力(kWh)を表示したものです。

要するに「省エネ能力」と思ってもらえれば大丈夫です。そのため、この数値が高ければ高いほど省エネ能力が高いというわけです。

多くのエアコンはAPFが5~7となっています。

「高い方が良いから7にすれば良いんだね!」と思ったあなた、少し待ってください!

もちろんAPFが7であれば、すばらしい省エネ能力と言えます。しかし、その分高性能過ぎて本体価格も高くなってしまうのです。

したがって、本体価格が高すぎず、省エネ能力も申し分ない値が「6以上」というわけです。

こちらに関しても、仕様のページに記載がありますので、確認しておきましょう。

大きな節約を期待するなら「電力会社乗り換え」が一番早い

ここまで、省エネ家電について紹介してきましたが、最も手っ取り早く、そして大幅に電気代を節約する方法が一つあります。

それが「電力会社乗り換え」です。2017年4月以降全面的に電力の自由化が進んでおり、消費者は自由に電力会社を選ぶことができます。

自由化開始以降、多くの電力会社の中で激しい価格競争が行われています。そのため、今契約している電力会社よりも電気代が安い電力会社が多くある状況なのです。

ただ、ほとんどの人はこの実態を知らないため、なんとなく今契約している電力会社を使い続け、無駄な電気代を払い続けてしまうのです

皆さんはそんなことにならないために、今一度電力会社の見直しをしてみましょう。乗り換え自体無料でできるので、損することはありません。業者とやりとりするのが少しめんどくさい程度です。

ただ、「電力会社乗り換えってどうやれば良いの?」という方も多いと思いますので、以下の記事で電力会社乗り換え方法を詳しく解説しています。

乗り換えの機会を見失い、損するのを防ぐために一度目を通しておきましょう。

まとめ

省エネ家電に買い替えるべき理由、おすすめの省エネ家電について解説しました。

普段何気なく使っている家電を今一度見直し、省エネ家電に変えることで大きな節約につながります。

「家電が壊れたら新しいものを買おう」は非常にもったいないです。なぜなら、壊れる寸前の家電は、無駄な電力を消費しているケースが多々あるからです。

ぜひこのタイミングで思い切って買い替えてみましょう。

今回は「省エネ家電」というテーマで解説していきましたが、電気代を節約する方法は他にもたくさんあります。

以下の記事でどのサイトよりも詳しく「電気代節約術」を紹介しているため、ぜひご覧ください。

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